ワイヤレスキーボード
家電量販店でiMacを購入したので、もともと付属しているテンキーなしの無線キーボードを使用しています。
テンキーがないため、クレジットカード情報や電話番号などの連続して数字を入力する場合に入力しにくいです。しかし、それ以外は、コードレスで小さいため、机の上がかなりさっぱりします。
このキーボードは、とても小さいので自分の姿勢にあわせて気軽に配置を変えやすく、常に楽な姿勢で入力ができています。また、小さいながらも金属(アルミ)でできているのでそれなりの重量があり、安定しています。
少し使い辛いと思うのは、矢印キーが小さすぎて、頻繁に矢印キーで操作するような時です。具体的には、文章の一部を選択して別の場所へ切り貼りするような時にブラインドタッチしようとするとかなり無理があります。
JIS配列のキーボードを使用していますが、スペースバーの右側にある「かな」キーを押せばIME(漢字)入力の開始、「英数」キーを押せば半角アルファベット入力の開始となるのがことのほか便利です。
どういうことかというと、Windowsの場合、「半角/全角」のキーがIME(漢字)入力のトグルキーとなっており、ボタンを押すことで以前の状態と逆のモードになるため、以前の状態を覚えておく必要があります。しかし、以前の状態といっても、それを忘れてしまっている場合もありますし、アプリケーションが勝手に変更してしまっている場合もあったりするので、結局入力し始める時に恐る恐る試し入力してみて運悪く希望の状態になっていなかったら、入力した内容を消して、改めて「半角/全角」キーを押してようやく本格的に入力というようなことを1日に何度もやっていました。
これが、MacのJIS配列キーボードの場合は、「かな」キーを押せば必ずIME(漢字)入力の開始となるので、何もやり直しをする必要はありません。たったこれだけのことですが、精神衛生上の問題も含めてものすごく文章の入力がしやすいです。逆にいうと、Windowsの漢字入力時に「半角/全角」のトグルキーによる負担がいかに大きかったかということです。
また、おまけ的な機能ですが、MacのこのJIS配列キーボードでは、漢字入力のつもりで入力していたのが、実は半角アルファベットだった時に、「かな」キーを2回押せば、入力し終わった部分を漢字に変換してなおかつモードをIME(漢字)入力モードに変えてくれます。逆に、まち漢字入力したものを「英数」キーを2回押すことにより半角アルファベットに戻してくれたりもします。少し残念なのが、この一見便利な機能が、アプリケーション依存なのかどうか分かりませんが、できる場合とできない場合があることです。
2011/8/18