EvernoteからOS X Lionに対応したEvernote for Mac3.0がでました。
早速、インストールして確認してみました。
(Lionより以前のバージョンのOSを使用している場合は、新機能が使えないそうです。)
Lion用に新しくなった機能は次の通りです。
- まったく新しい外観
- 全画面モード
- 表示の単純化
- お気に入りバー
見た目が変わってフルスクリーン対応したということですね。
Evernote3.0を使ってみる
フルスクリーン表示で不具合
少し触ってみたところ、私のiMacではフルスクリーン表示にした後、選択したノートが半分しか表示されず、Evernote上では操作ができなくなるという現象が発生しました。この状況から抜け出すにはフルスクリーンモードを解除するしかありませんでした。
分かりやすい不具合なのですぐに直されるとは思います。
あと、細かいですが、command+ctrl+Fでフルスクリーンになるショートカットが使えませんでした。
フルスクリーン以外は未対応
試しにやってみたところ、ジェスチャーは動作しませんでした。
戻る/進むや、拡大/縮小がジェスチャーでできれば便利だと思うのですが、今後に期待です。
Safari拡張はまだ
Evernoteの環境設定にあるEvernoteのブラウザエクステンションをダウンロードというボタンを押してみましたが、ダウンロードページが開いたもののSafari5.1用の拡張はありませんでした。
日本語文字認識を試す
私はひそかにEvernoteの日本語文字認識に期待しています。英語はすでに手書き文字認識までできるらしく、それが日本語でもできるとかなり便利です。日本語認識機能の提供が発表されたのが2010/6/23(Evernoteの日本法人設立の発表と同時に発表された)。それから1年と少し経過した現時点の認識精度を確認してみました。
画面をキャプチャー
手書き文字認識はハードルが高そうなので、ブラウザに表示されたWebページをキャプチャーして、その画像を認識させてみます。
文字認識処理完了までしばし待つ
画像をEvernoteに取り込んですぐには検索できません。
右端のインデックス未済を表すマークがグレーアウトしています。
ポップアップには、「このノートに関するリソースの一部に、検索のためのインデックスが作成されていません」と表示されます。
数分待って同期ボタンを押すと、インデックス済みのマークに変わります。
英語を検索
インデックスが終了していて検索可能な状態であることを確認するために、まず英語を検索してみます。
検索できました!
日本語を検索
むりみたいです。。。
日本語の文字認識はまだ実用レベルではなさそうです。しかし、できたらすごい!的な機能なので期待して待っておきましょう。
ともあれ、Evernoteの基本の機能であるクリッピング機能は、非常に便利です。
ネットワークにさえつながれば、デスクトップ、スマートフォンを問わずいろんなデバイスからアクセスできるので、インターネット上に自分の頭脳がある感覚ですね。
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