巷ではauがiPhone5を発売するというニュースで盛り上がっていますね。ソースは日経ビジネスです。KDDIおよび他メディアからの発表はまだなので、真偽のほどはまだ明らかではありません。しかし、アメリカではすでに3キャリアでiPhoneが販売されていますし、Appleにとっても販売数が増えるメリットがあるので十分あり得る話です。
日経ビジネスによると、累積加入者数がもうほとんど2位のauと3位のソフトバンクで差がなくなってきているので、auが巻き返しをはかるためにiPhone5の発売に踏み切ったという事のようです。
上図のグラフは日経ビジネスの記事のもので、auとソフトバンクの累積加入者数が拮抗してきていることがよくわかります。しかし、他にもこのグラフからNTTドコモが他の2キャリアを大幅に引き離しており、また増加具合も2社に劣っていないことがわかります。
NTTドコモの伸びが上向いている2010年の春はXperiaの発売が影響しているのでしょうか。NTTドコモはその後も順調に伸びているので、スマートフォン需要を上手く取り込んだように見えます。スマートフォンを使いだすと、どこでも使えるというサービスエリアと回線速度がもろに影響するので、その部分で一番サービス品質が高いNTTドコモが選ばれるのは必然でしょう。
ソフトバンクは、2011年の年初に一気に増加していて、これは買収したウィルコムの契約者数だと思われます。ほかのグラフ上のポイントとして、グラフで示されているiPhoneの発売時期は、グラフを見る限り加入者増加に影響しているようには見えません。ついでに、グラフには示されていませんが、iPad初代の発売(2010/05/28), iPad2の発売(2011/04/28)も影響していなさそうです。
ソフトバンクは、地下街などで繋がりにくいなど受信可能エリアが他の2キャリアに比べて通信サービス内容が劣っているにも関わらずトップのNTTドコモと同じような伸びを示してるのは、iPhoneやiPadの発売以外にも料金設定などによる部分があるのではないでしょうか。
auは、もともとNTTドコモより月々の支払額が少なくなるなどのメリットがあったので私も長らく使用していました。しかし、魅力的な端末がないのに機種変更費用が高いのでNTTドコモに変更してしまいました。そういった意味ではもうiPhoneしか頼るところがなくなってしまったのでしょう。ですが、私の個人的な感覚でしかありませんが、同じように使っていてもデータ通信料は昔からauのほうが安いような気がします。端末以外でもこういう部分でキャリアを選択する人もいるので、端末以外のサービス内容でも挽回してもらいたいです。このホームページの作成で使用しているCMSのjimdoもKDDIが担いでいるという縁もあって、KDDIにはがんばって欲しいです。
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