Yahoo!ボックスがサービス開始したけれど…

そのせいか、サービス開始の報道もあまり大々的には行われていません。

私は、たまたまプレミアム会員になっていたので、試してみました。

上図は、登録する際に表示される注意事項ですが、次の部分が気になります。

• 3年間アクセスがない場合はデータが削除される
• プレミアム会員登録で5GB以上使用した状態で退会すると、データが全て削除される
• 自分で別にバックアップを取る必要がある

どれもぼんやりと使っていると起こり得そうで怖い内容なので注意が必要ですね。

私が意外に感じたのは、データを自分でバックアップするように明記されている部分です。

大容量を売り文句にしたサービスなので、外部ストレージ的な使い方を想定しがちですが、自分でバックアップを取らないといけないとなると、使い方に気をつけた方が良さそうです。

ちなみに、Dropboxなどの他のオンラインストレージサービスはここまで明確にはバックアップ責任が明記されていません。

ユーザーが間違って自分で削除してしまったファイルについては、どのオンラインストレージサービスも責任は取らないとは思いますが、例えばDropboxでは30日間のundo機能が提供されています。

始まったばかりのサービスなので、機能をおさえたスモールスタートなのでしょう。

今後に期待します。

ブラウザでファイルのアップロードを試してみました。

「ファイルのアップロード」ボタンを押すとファイルを選択出来る画面になるのですが、選択できるファイルは、1度に1ファイルだけです。

これは、あまりにも不便すぎます。

そこで、専用のアプリがあるようなので、アプリを使ってみることにします。

対応OSはWindowsのみです…

他に制限事項がないのかを確認すべくリリースノートを見てみます。

 Macのアプリケーションが実行できないのは、.appがファイルではなくフォルダ構造になっているからでしょうか。つまりフォルダのアップロードは出来ないという事なんでしょうね。

iOSでは、動画が再生できないという制限があるようです。

どういうことなのか理解できなかったので確認してみようとスマートフォン用のアプリをインストールをしようとすると…

iOSアプリはまだのようです。「iPhone/iPod touchが近日公開予定」と記載されているところをみるとiPad対応になっているかどうかも怪しい感じです。

AndroidはXperiaを持っているのでアプリをダウンロードしてみようかとも思いましたが、MacやiPadで使えないのにXperiaだけで使えても意味がないのに気が付いて、というかここまでないがしろにされた状態に心が折れて、アプリのインストールはやめました。

サービス開始予定日とその内容から、AppleのiCloudを意識した対抗サービスかと思っていましたが、これだけAppleの機器をないがしろにしたサービスなのでどうやら違うようです。

ターゲットはWindowsを使用していてなおかつYahooを使用している人で、その人達同士がファイルを共有できるということがメリットになるのでしょうか。

どうせなら、AppleのiTunesなどのようにYahoo独自のサービスと連携が出来るようにすれば良いのではないかと思いますが、そういうのはこれからなのでしょう…

今後に期待ですね。

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