次のXiキャンペーンは11月！？

docomoの新商品発表会があり、新商品、新サービスや電話かけ放題などの新プランが発表されました。

電話かけ放題は、Xi契約の端末の追加プランです。そして、発表されたXi端末は、全部スマートフォンです。

そういうことから、今回の発表の趣旨を推測するとこんな感じになります。

・FOMAからスマートフォンに変えましょう！

誰でも使えるように、分かりやすUIにしたので難しくないですよ

i-modeのサイトもスマートフォンで見れるようにします

映画／ドラマ見放題（525円／月）のサービスを始めますよ〜！

・Xi（クロッシィ）に移行しましょう！

Xi端末からdocomoの全携帯に電話24時間かけ放題（700円／月）ですよ〜！

これでどうなるんでしょうか？

想像ですが、docomoとすればFOMA端末の人がスマートフォンへ移行してくれれば、自然とパケット代を今までより使うようになって、儲かるのでしょう。

では、利用者にとってどういうメリットがあるのでしょうか。

映画やドラマが見放題というのも魅力的ですが、わざわざお金を払って、いくら大きくなったとはいえ小さなスマートフォンの画面で高いパケット代を消費して見ることもないような気がします。

そうすると、電話かけ放題が今回の発表では一番のメリットのように見えます。

正確な料金はまだはっきりとはわかりませんが、分かっている範囲で月々の料金を計算してみます。

■音声通話部分の費用

780円／月（通話基本料金）＋ 700円／月（電話かけ放題） ＝1,480円／月

これに加えて、多くの人は今までのしがらみから@docomo.ne.jpアドレスのメールを使う費用が必要になるのではないでしょうか

■データ通信部分の費用

メールをあまり積極的に使わない人でも、誰かから2MBほどの写真が添付されたメールを1回受け取るだけで、1,200円程かかることになるので、プランなしは怖いでしょう。そうするとパケ・ホーダイ ダブルで、最低2,415円かかることになります。

■合計月額料金イメージ

電話をよく使って、メールは少しだけXi回線で使う人を想定して計算しましたが、これで24時間電話がかけ放題ならわりとお得な気もします。

不安なのは、パケット代は自分が気をつけていても不意に容量の大きいメールを受けとってしまうことと、外出時にWi-Fiを使わずにXi回線でネットの閲覧などをしてしまうことです。

参考までに、電話は待ち受けのみで、メールなどネットに繋ぐ時は必ずWi-Fi接続する人がXi端末を保有する場合の最低維持費も計算してみました。

このパターンの注意点は、無料通話分と無料パケット通信分が一切つかないことです。

計算してみるとよさそうな感じの内容ですが、これを見てSoftBankやauも何かキャンペーンなどの対策をしてくるかもしれません。

今回の発表で山田社長は、11/2に中間決算があるので、その時に方針の見直しをすると言っていました。

つまり、Xiの大型キャンペーンなどがあるとすればそのあたりかもしれません。