OS X Lionの不具合再び…

iCloudと同時にリリースされたOS X Lion 10.7.2ですが、いくつかの致命的な問題が解決されていました。しかし、まだ多くの問題を抱えているようです。

9to5Macがその問題のいくつかをAppleのサポート掲示板に報告されている内容を合わせて記事にしています。

 

 

まとめると、こんな感じです。

不具合 内容 対処方法
Bluetooth接続 接続が切れる
  1. デバイスの電源スイッチを切る
  2. OS X Lionを再起動
  3. デバイスの電源スイッチを入れる
Wi-Fi接続

スリープからの復帰後に接続が切れる

(再起動するまで直らない)

 a)

  1. キーチェーンの対応するエントリを削除
  2. Wi-Fi認証のエントリを再設定

 b)

  1. MacのWi-Fi接続をオフにする
  2. ワイヤレス接続を削除(設定内容を保存)
  3. 新規接続を作成
  4. ワイヤレス接続をオンにする

※これで改善されない場合は、SMCリセット, PRAMリセットを行う

Thunderbolt Display ブラックアウトする

ケーブルを抜き差しする

2011/10/27 不具合修正アップデート リリース

MacBook Air 2011で次の現象が発生

・スリープ復帰後に表示領域が再構成されない

更に、ディスプレイにUSBやLAN接続のデバイスをつなげている場合、次の現象が発生する

・キャリブレーションがおかしい

・ディスプレイ環境設定パネルの自動輝度調整チェックボックスが消える

この中で、Bluetoothの接続が切れるというのは私もありました。

Bluetoothの接続がつながりにくいのはiMacを買った時から気付いていたのですが、一度しっかりつながればずっと使えていたので、機器の個体差の問題かと思って諦めていました。

しかし、10.7.2にしてからMagic Trackpadでスワイプジェスチャー操作をすると接続が切れてしまうという現象が発生しました。Magic Trackpadの電源オフ/オンで再接続するも、またスワイプジェスチャー操作で切れてしまって、OS X Lionを再起動するしかなくなりました。

Magic Mouseでも、突然接続が切れてしまって、電源オフ/オンでは復帰せずに、OS X Lionの再起動でようやく接続できたというのが1回ありました。

その他に、昨日起こった現象ですが、音が出力されなくなりOS X Lionを再起動すると復活しました。

あと、OS X Lionを使い始めてからずっと起こっている現象で、ちょっと確信が持てないのですが、こんなのがあります。テキスト入力をしている時に急にマウスカーソルがあらぬところへ飛んでしまって全く意図しない部分にテキストを入力したり削除してしまうことがあります。iMacを購入する時に、タバコを2年間止めることでそのタバコ代を購入資金にしたため、禁断症状がでてしまって無意識に腕が震えてマウスカーソルが飛ぶのかと少しへこんでいたりするのですが…。(5,000円×24ヶ月=12万円のタバコ代を我慢すれば、ちょうどiMac27インチの安い方がヤマダ電機で買える計算になったのです。)

10.7.1でOS X Lionがフリーズする問題、10.7.2でSafariを使っている時に日本語入力ができなくなる問題の2つの致命的な問題が直ったので、そろそろMacbook ProもSnow LeopardからLionにしようかと思っていたところに、はっきりとトラブルがまだたくさん残っていることが分かって少し残念です。

しかし、新しいOSなので仕方がないですね。

iOS, iCloud, OS X, Xcodeとソフト周りだけでもトラブルの種になりそうなものを立て続けにリリースしたのでAppleの中の関係者は今はてんやわんやでしょう。iPhoneが5でなく4Sだったのも分かる気がします…。

不具合をAppleに報告した後は温かい目で見守ってあげましょう。

つくづく思うのは、OS X LionにXcodeとこんな不安定な環境でよく開発してリリースしたなと…。そして、その裏には、きっと開発者の涙ぐましい努力があったんだろうということです。

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コメント: 1
  • #1

    u=46251 (土曜日, 20 4月 2013 10:47)

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