MacBook Proがマイナーチェンジ

MacBook Proがマイナーチェンジされました。

CPUなどのスペックアップ、HDDの容量増加と若干の値引きがされています。

MacBook Proはそろそろ大幅なデザイン変更がされるという憶測も飛び交っています。

アップデートのタイミングに周期的なものがないか、今までのアップデートの歴史を振り返ってみます。


発表 発売日 変更内容 備考
Early 2006 2006/01/11 2006/02/22 Intel搭載初代ノート 17インチは4月発売
Mid 2006 2006/05/16 2006/05/17

CPUスペックアップ

 

全ノートのIntel化

価格据え置き

Late 2006 2006/10/24 2006/10/24

Core2Duoへ変更

FireWire 800搭載

17インチは11月発売

Mid 2007 2007/06/05 2007/06/05 15インチLEDバックライトディスプレイ搭載  
- 2007/10/16 2007/10/26   Leopardリリース
Late 2007   2007/11/02

BTOオプション追加

(→CPU 2.6GHz)


Early 2008 2008/02/26 2008/02/26

マルチタッチトラックパッド

(ピンチ/回転/スワイプ)

1〜3万値下げ
Late 2008 2008/10/15 2008/10/15

15インチデザイン変更

(アルミユニボディ)

ボタン型ガラスマルチタッチトラックパッド

液晶がガラス張り

GPU2基搭載

FSB1066MB

メモリDDR3

Mini DisplayPort搭載

MacBookエントリモデルを10万円値下げ

Early 2009 2009/01/07 2009/03/03

17インチデザイン変更

(アルミユニボディ)

ボタン型ガラスマルチタッチトラックパッド

GPU2基搭載

FSB1066MB

メモリDDR3

Mini DisplayPort搭載

バッテリー変更

(稼働最大8時間)

 

- 2009/06/08     Snow Leopard発表
Mid 2009 2009/06/09 2009/06/09

SDカードスロット搭載

13/15インチバッテリー変更

(最大7時間稼働)

FireWire 800搭載

バックライトキーボード

60%広い色域のディスプレイ

最大4万円値下げ

-   2009/08/28   Snow Leopardリリース
Mid 2010 2010/04/13  2010/04/13

バッテリー変更

(最大10時間稼働)

15/17インチCore i 搭載

GPUスペックアップ

最大3万円値下げ

- 2010/10/20     Lion発表
Early 2011 2011/02/24 2011/02/24

Thunderbolt搭載

全モデルSandy Bridge

 
-
2011/07/20

 

Lionリリース
Late 2011   2011/10/24

CPUスペックアップ

HDD容量増加

15/17インチGPU変更

 最大6,000円値下げ

これまでに1回しか大幅なデザイン変更がないので周期的な予測は難しいですが、前回のデザイン変更は、新OSリリース1年後に行われています。

現在最新のOS X Lionの状況を見ても、まだ不具合が報告されていて(OS X Linの不具合再び…)、ノートブックには不可欠なWi-Fiの不具合も含まれています。そのため、前回の大幅なデザイン変更時のように1年程度かけて不具合をつぶして安定させてから、大幅な変更をすると考えるのが妥当な気がします。

今回の発表で気になる部分は、SSDが標準搭載されていないことです。

MacBook AirでSSDの効用が広く理解されているにも関わらず、SSDが標準搭載されていないということは、MacBook Proは大容量ストレージを必要とする作業に使用するノートブックという位置づけなのでしょうか。

また、解像度も13インチは1,280×800でMacBook Airの11インチの1,366×768/13インチの1,440×900に比べると、もうずいぶん前からですが、見劣りがするままです。値段的にはちょうど解像度の順で並んでいますが…。(MacBook Air 11インチ: 84,800円, MacBook Pro 13インチ: 102,800円, MacBook Air 13インチ: 110,800円)

こうなると、もう重さが倍程するMacBook Pro 13インチを購入する人はいなさそうに見えますが、唯一メモリが最大8GBまで搭載出来るという利点があります。

これは、仮想ソフトでWindowsを使う人には結構違いがでる要素です。

また、熱対策的にも極薄のMacBook AirよりもMacBook Proの方が排熱に有利だと考えられるので、少しハードな使い方をするにはやはりMacBook Proという選択になるのかもしれません。

しかし、SSDが標準搭載されていないことと、13インチのディスプレイの解像度が変更されていないことから、13インチは大幅なモデルチェンジが近いか、ポリカMacBookのようにフェードアウトする可能性が高そうです。今現在MacBook Proを持っていて買い換えを検討している方は、HDDをSSDに換装するなどして延命を計って次の発表を待った方が良いかもしれません。

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