OS X Lion 10.7.2になってから、ファイルを開く時にアプリケーションが20〜60秒ハングする現象が発生しているようです。
この問題の解決方法がMacworldの記事で書かれています。(Fix a Lion file-opening hang in Mac OS X 10.7.2)
解決方法
1. 次のフォルダをデスクトップなどに移動させて保管しておく。
~/Library/Application\ Support/Ubiquity/
2. Macを再起動する。
3. Ubiquityフォルダが再作成されるので、その中に元のファイルやフォルダを戻す。
※問題の原因は、Ubiquityフォルダのパーミッションがおかしくなっているせいだということですが、記事の中では、パーミッションを確認しても正常だったが上記のように作り直すとハングする問題が解決したと書かれています。
Ubiquityフォルダ
このフォルダはiCloudで使われるフォルダなのですが、iCloudに関係のないアプリケーションでもこのフォルダのパーミッションが原因でハングするようです。
ハングするアプリケーション
この記事では、Acornというアプリケーションでハングする現象が直ったと書かれていますが、コメント欄を見ると次のアプリケーションでも同じ現象が発生していたのが直ったと投稿されています。
- TextEdit
- OpenOffice.org
パーミッションの問題を解決する他の方法
コメント欄で、フォルダを再作成させずにパーミッションの問題を解決する方法が紹介されています。
BatChmodというアプリケーションを使ってパーミッションを変更する方法です。これは、今回の現象とは別の問題の解決でパーミッションを変更するのに使われています。(詳細はAppleサポートフォーラム:Problem deleting files - Lion prompts for password、BatChmodを使った解決の投稿は4番目のコメント)
類似の現象
「ファイルを開く…」ダイアログが表示される時に、外付けハードディスクが待機状態から復帰するのを待つので、同じようにアプリケーションがハングした状態になりますが、それは上記の方法では解決できません。
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