初代iPadでマルチタッチする方法

昨日、iPadを使っていると、GoodReaderのアップデートが来ていました。何が変わったのか見てみると、新しいバージョン3.10.0でiOS 5の辞書機能に対応したとのこと。早速、Dropboxに貯めてあるPDFファイルをGoodReaderで開いて、単語を選択すると…。出ました！辞書検索できます！！いいですね〜。iOS 5内蔵の辞書だけではなくて、Wikipedia検索やGoogle検索も出来るようになっていて、とっても便利になっています。

巷では、iOS 5にしたら、iPhoneの電池がすぐ無くなるようになったとか不安定になったとかちらほら悪い噂も囁かれているようですが、私には便利になって使いやすくなった利点の方が遥かに大きいです。

その進化した新機能の中で私のお気に入りの機能の1つにマルチタスク用ジェスチャがあります。

これで操作すると、例えばアプリを使っている最中にメールをちらっと確認してすぐまた戻ってくるとかが簡単にできるようになります。なにしろ、戻ってくるのに指4本で右から左にスワイプすればいいだけですから。この便利さはMacでの操作を超えています。

しかし、残念なのがこのマルチタスク用ジェスチャのマルチタッチはiPad2のみ有効で、初代iPadでは使えないのです。

ところが、OS X Dailyというサイトで初代iPadでも使えるようにする方法が紹介されました。

Enable Multi-Tasking Gestures & Display Mirroring in iOS 5 for iPad 1

詳細はこの記事を見て頂くとして、手順の部分だけ引用しておきます。

手順

1. redsn0wの修正バージョンをダウンロードする

2. iPadをコンピュータに接続する

3. iPadの電源を落とす

4. resn0wを起動し、「jailbreak」を選択する（本当にjailbreakするわけではない）

5. 画面の指示に従って、iPadをDFU modeにする（DFU modeへの入り方はこちら）

6. 「Install Cydia」のチェックを外す

7. 「Enable Multitask Gestures」のチェックを入れる

8. 「Next」ボタンを押して処理を完了させiPadを再起動させる

iPadが立ち上がったら、設定＞一般に「Multitasking Gestures」の項目ができているので、スイッチをオンにするとマルチタスク用ジェスチャが使えるようになる。

※手順５で上手くDFUモードに入れない場合は、画面の指示に頼らずにDFUモードに入るといいかもしれません。（画面の指示の秒数カウントは、環境によっては実際よりゆっくりめにカウントダウンされるようです。スリープボタンとホームボタンの同時長押しは正確に１０秒間押し続ける必要があり、その時間が長すぎても短かすぎてもうまくいきません。）

iOS 5.0.1で正式にマルチタスク用ジェスチャが使えるようになる予定です。

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手順

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