Magic Mouse
マウスはApple特有のマルチタッチマウスです。これもワイヤレスキーボードと同じく、もともとiMacに付属しているもので、無線です。
Windows用のマウスと違い、ホイールがなく、すべすべしている表面を指でなでることでページをスライドさせたりします。
このマウスの長所は、なんといっても見た目がすっきりしていてかっこいいこと!これにつきます。実用的かと問われると、心臓が止まるくらいドキッとしますが、そういうことをこのマウスに求めてはいけません。
正直に白状すると、薄すぎてつかみにくいため、長時間使用していると肩がこります。また、2本指で左右にスワイプさせるとか、幼少時に指の柔軟体操をやっていなかった私にとっては苦痛でしかありません。
また、ボタンが1つしかないため、右クリックを使えるようにシステム環境設定で右側をクリックしたら副ボタンクリックとするように設定していますが、右側と左側の境目が曖昧なため、左クリックのつもりなのに右クリックと認識されてしまうことがたまにあります。
実用上はちょっとダメダメ感のするこんなマウスですが、Lionを使い始めてから癖になってしまったことがあります。それは、Safariでサーフィンをしている時に、1本指で右にスワイプすることで閲覧履歴の前ページに戻す操作です。2本指のスワイプ操作はぎっくり指になりそうですが、1本指なら慣れればわりとスムーズにできます。FirefoxやGoogle Chromeでサーフィンしている時にSafari操作時の癖で1本指スワイプをしてしまい、ああぁ、スワイプはSafariでしかだめなんだったとガッカリすることもしばしばです。
また、Lionはジェスチャー操作に凝っているOSなので、Magic Trackpadのほうが操作しやすいのではないかと思われがちですが、ドラッグして移動させる操作は、こんなマウスでもTrackpadより操作しやすいです。
2011/8/18