Magic Trackpad
OS X Lionはジェスチャー操作が多く、私はApple製品のジェスチャー操作が好きなので、iMacと同時にMagic Trackpadを購入しました。机の上には、キーボードとマウスの間にトラックパッドを配置しています。使い始める前は、27インチのディスプレイで解像度2560x1440の広大な空間を指で操作してマウスカーソルを移動させるのは指が疲れそうだという不安があったのですが、その点に関しては、システム環境設定でトラックパッドの軌跡の速さを最速にすると、全く取り越し苦労であったとわかりました。逆に、マウスの場合はマウスの重量分の負荷が操作時に腕にかかりますが、トラックパッドの場合はそれが一切ありません。そのため、マウス操作からトラックパッド操作に切り替えると、肩の荷がおりた感じとともに、心地よい開放感を味わえます。トラックパッドの表面がガラスコーディングされていてすべすべしているので、それをなでて操作する心地よさもあります。
実用面でいうと、トラックパッドで便利だと感じるのは、ピンチ操作でページの一部が簡単に拡大でき、拡大率も直感的かつスムーズに自在に変更できることです。最近はシンプルで文字が大きめのサイトが多くなってきましたが、小さなサイズのフォントを本文に使用しているサイトも多いので、簡単に拡大できると便利です。2本指のタップ操作でタップした部分を瞬間に拡大する操作もよく使います。なぜかというと、のんびりネットサーフィンをしているときは、ゆったりと深く腰を沈めていすにもたれかかり、ともすれば両足を机の上にのせたりなんかして、ディスプレイまでの距離が遠くなってしまうからです。
また、英単語を3本指でダブルタップして辞書の内容をポップオーバーで表示させることができるのもかなり便利です。(このジェスチャーはマウスにはありません。)便利すぎて、頻繁に単語の意味を調べてしまうのですが、なぜか調子の悪い時があって何回タップしてもだめな時があります。ですが、OS X Lionはまだ発売されて間がないので、そのうちそいうこともなくなるだろうと楽観視しています。
2011/8/18